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株式投資のスタートは『投資スタンス』を決めることから始まる

2021年12月23日

投資スタンスによって、重視する指標や考え方が変わります。

とはいえ、性格とマッチするところが大きく人によって自然と備わっているものなので、正解はありません。

しいて言うのであれば、自分にしっくりくるやり方を継続することが精神的にも落ち着いて判断できるので、まずは自身のスタンスを考えることからスタートしましょう。

いくつかあるスタンスによって特徴も変わります。

例えばデイトレードの投資スタンスを持つ人は、企業の将来性をあまり重視せず、上下する株価を日々捉えて売買して利益を得ようとします。

反対に長期トレードの投資スタンスを持つ人は、企業の将来性を加味して、日々の値動きだけで売買の判断をしません。

自分のタイプを見極めるヒントをこれから考えていきましょう。

目次

  • 1 投資スタンスを4つの基準で考える
    • 1.1 投資期間
    • 1.2 分析手法
    • 1.3 投資金額
    • 1.4 投資対象
  • 2 投資スタンスを確立していこう
  • 3 ここでのポイントをまとめよう

投資スタンスを4つの基準で考える

多くの投資家は投資スタンスの重要性を軽視してしまいがちです。

投資スタンスとは、どのような銘柄をどのようなタイミングで買い、どの程度の期間にわたって保有し、どのくらいの利益・損失で手じまいするかといった運用方針のことです。

利益をしっかり出せる人は、自分の投資スタンスを確立しています。

当記事の執筆者は、主に経営学や行動心理学、会計学の観点から投資を行っています。

執筆者の師は、チャートや経済指標に重きを置き投資を行っています。

ノーベル経済学賞を受賞したロバートシラー氏は、奥さんが行動心理学者である影響を受け、投資スタンスに行動心理学に加えた投資を行っていると話してくださいました。

これから紹介する4つの基準は、大まかな基準にすぎず、そこから自分の得意分野や得意領域を見つめながら自身のスタイルを確立していくことが、投資ライフにおいて高い利益を生み出す秘訣です。

投資スタンスを投資期間、分析手法、投資金額、投資対象の4つの基準で判断する。投資期間はデイトレードか長期トレードのどちらかに傾き、分析手法はファンダメンタルズ分析かテクニカル分析、投資金額は集中投資か分散投資、投資対象は小型株か大型株へと傾く。
投資スタンスの4つの基準

投資期間

1回の取引を、どれくらいの期間をかけて行うかで、具体的には以下の4つに分類されます。

デイトレード

1日のうちに売買を完結させ、ポジションを翌日までに持ち越さないスタンスです。

実際には数秒から、数分、数十分で売買を繰り返します。

ごく短期間の売買で、わずかな利ざやを稼ぐ取引のことを『スキャルピング(薄く頭皮をはぐ)』ともいいます。

多額の資金を扱う投資運用会社や、コンピュータによるシステムトレードに多いスタンスです。

スイングトレード

数日間程度のトレードのことです。

テクニカル分析に重きを置く人に多いという印象です。

中期投資(ポジショントレード)

数週間から数か月間程度のトレードです。

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析を総合的に考慮して判断するタイプの投資家に多いスタイルです。

長期投資

1年以上にわたるトレードを指すことが多いです。

人によっては5年、10年単位で行う人もいます。

投資信託を好む人はこのタイプが多いです。

小型株に分散投資する方もこのタイプに当てはまるでしょう。

分析手法

どんな分析手法を基準に取引を行うかで、大きく2つに分類されます。

ファンダメンタルズ分析

企業の業績や動向、景気全体の動き、経済指標などをもとに株価を予測する分析指標です。

テクニカル分析

チャートのパターンをもとに株価を予測する分析手法です。

投資金額

どのくらいの投資金額で株を買うかです。

ある程度の投資金額がある場合は、多数の銘柄に分散させるか、少数に集中させるというどちらかの傾向に傾くかと思います。

分散投資はリスクを軽減させるため、ポートフォリオを組むことが考えられます。

他にも広く小型株に投資して、大化けを狙う投資手法も分散投資の傾向にあるスタンスです。

集中投資は、リスク分散を最小限に行うも高いリターンをできる限り狙っていくスタンスです。

投資対象

小型株か大型株かは、流動性や時価総額に応じて小型・中型・大型に分類します。

また一般的には時価総額の大きさで分類されることが多いです。

両者は、値動きの激しさや得られる情報の量で違いがあり、自分がどの程度の規模の銘柄に投資するのかを意識する必要があります。

ちなみに、小型株、大型株の分類と、株を買うための必要投資最低金額に関係はありません。

数万円で買える大型株もあれば、数十万円必要な小型株もあります。

投資スタンスを確立していこう

投資スタンスを決めずに漠然と取引をすれば、常に迷いが生じてしまいます。

短期的な取引を好む投資家にとって長期保有は気になって仕方ないでしょう。

逆もしかりで、長期保有の投資家は短期的な値動きを気にかけようとすると判断を誤るケースが増えます。

そのほか、どのような基準で投資をしているかが明確になると、利益や損失が出た時の状況を分析できるので、そこで得た経験が次の投資に生かせるようになります。

ここでのポイントをまとめよう

  • 投資スタンスは株式投資のスタートライン
  • 投資スタンスを持つ投資家は長期的に見て勝率が高い
  • 4つの投資スタンスで大まかに分類できる
    • 投資期間
    • 分析手法
    • 投資金額
    • 投資対象
  • 確立した投資スタンスは経験値の質が上がる

Filed Under: 株式投資に関するコラム特集

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管理人

投資歴:10年以上
みずほ証券に35年以上勤める師から投資を学ぶ
職業柄インサイダー取引に抵触する恐れがあるので、投資は限定的ですが、運用利益率は30%程あります。

ユーザー様に株式投資という学問を提供し、学びで得た知識を糧に投資家としてご活躍されること、また日本の経済を活性化させることを目的に運営しております。

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